秋になるとどこからともなく焼き芋の移動販売の声が聞こえて、ついつい買ってしまうことありませんか?

さつまいもには様々な種類があり、地方によっても使用されているさつまいもは違ってきます。

焼き芋販売している方に「これは何という種類のさつまいもですか?」と聞いたことがある方も少ないかと思いますが、今回は甘さの強い2種類のさつまいもを紹介して行きたいと思います。

紅あずまと紅はるか、名前も似ているので特徴や味の違いなどしっかり読んで覚えて下さいね。

紅あずまの特徴

では最初に紅あずまの特徴について紹介していきたいと思います。
紅あずまは特に関東地方に人気のさつまいもで産地も、関東が多いです。

さつまいも自体に水分があまりないのも特徴で、牛乳など用意して食べるように心がけると良いでしょう。

収穫時期は9月から11月で、寒さにより更に糖分をさつまいもに持たせるために収穫から2ヶ月程度寝かせてから市場に出回るため、スーパーや焼き芋販売に出るのは12月から2月上旬まで。

それ以降は、保存期間の短い紅あずまは市販されることはあまりないの特徴です。

紅はるかの特徴

紅はるかの産地は九州に集中しています。
沖縄や大分、宮崎などの地域で収穫されていてブランドが多くあります。

紅はるかは紅あずまと比べて、さつまいも自体の水分が多くしっとり、べたっとした食感です。

収穫時期は地域によって異なりますが、大体10月から11月にかけて収穫され2週間程度寝かせた後スーパーなどに並ぶため11月から1月までが旬になります。

また、紅あずまと比べて保存期間も長いので長く市販されていくのが特徴です。

紅あずまと紅はるかの味の違いは?焼き芋にして美味しいのはどっち?

紅あずまの味としては、上品な甘みなのでくどいといったことはありません。

普段スーパーなどで見かける〇〇金時など金時とつくさつまいもとりも甘みは強く、糖度は焼かれた状態で32度。

市販のアイスクリームよりも甘い場合があるのは驚きですよね。

それを更に上回るのが紅はるかです。

紅はるかの糖度は50度とされており、その甘さを例えるなら、、と思い調べたのですが中々思い浮かばないし、調べても出てきません。。

想像以上の糖度ですよね。
スイーツに加工するなら砂糖を控えられて良いかもしれません。

紅あずまと紅はるかの焼き芋にして美味しいのはどっちか調べたのですが、こればっかりは個人の好みです。
すごく甘くてしつこいぐらい甘さを味わえるのを食べたいなら紅はるか。

上品で程よい甘さを味わいたいなら紅あずま。

皆さんはどちらの方がお好きでしょうか。

まとめ

普段目にする安納芋ですら甘いと思っていたのに、さらに上のさつまいもがあるとは驚きました。

チョコレートとの比較をしようとしたのですが、

チョコレートは糖度を測れないことも今回知ることができました。

 

さつまいもの甘さは砂糖よりは健康なのかなと思っていましたが、糖度が50となると栄養を取りすぎて太ってしまいそうなので食べすぎには注意が必要ですね。